MADE IN KAGAWA
香川県は世界有数の手袋の産地であることは、残念ながらあまり知られていないことかもしれません。
今治のタオル、鯖江のメガネ、豊岡の鞄といった産地は何となくご存知かもしれませんが、香川県が手袋の産地であることは業界関係者でもご存じない方もいらっしゃるというのが現状ですので、少し産地の紹介をさせてください。
日本国内で製造される手袋の90%以上が東かがわ市を中心とする香川県で生産されています。
香川の手袋の歴史は明治時代までさかのぼります。1888年から大阪でメリヤス手袋の縫製を行っていた先達がこの地で手袋の製造を始めたことがその発祥。今年でちょうど130年目を迎える歴史と、革やジャージを使った縫製手袋やニット手袋などのファッション手袋やバッティングやゴルフ、バイクなどのスポーツ手袋、作業用手袋など多種多様な手袋をこの狭いエリアで製造していることが、世界的にもかなり特殊であると言えます。
現在も70社以上の企業が日本手袋工業組合に加盟し、産地の維持・発展に努めております。
弊社は今年で創業55年目を迎える会社で、今もなお国内で縫製手袋の生産をしています。上は70代、下は10代とベテランから若手まで様々な年代のスタッフがいることと、外国人労働者に頼らず全て地元採用して技術の継承と産業の発展を実現してまいりたいと考えています。
SoHの商品も全て自社工場で生産し、日本人ならではの器用さときめ細かな気配りで仕上げた商品をお届けしております。
2018/11/06